1. Design a House

    藤井設計の家づくり

  2. Passive Design

    パッシブデザイン

    夏は涼しく、冬は暖かく

     日本家屋は本来、パッシブデザインの性能をもっています。例えばよく言われる「立ちを低く、軒を深く」もそのひとつです。夏の高い太陽の光は軒に遮られ家の中には入ってきません。また、南北に開口部を設けることで、南からの風を家の中に通し涼しくすごせます。冬の低い太陽の日差しは家の奥深く差し込み、部屋を暖めてくれます。無垢の木が熱を蓄えて夜でも暖かく過ごせるのです。

    エアコンや暖房に過度にたよらない

     無垢の木材には調湿作用があります。湿気が多いときには木が水分を取り込み部屋の中がサラリとします。壁に漆喰や珪藻土などを使うとで、さらに調湿作用が高まります。先人の知恵を活かし、断熱や遮熱といった現代の技術も取り入れることで、エアコンや暖房に過度に頼らなくても、快適に暮らせるすまいが可能です。

  3. Work Flow

    家づくりの流れ

    1

    ご相談・お問い合わせ

    土地探しや資金計画、どんな住まいを作りたいのか。家づくりを進めていくポイントをご説明いたします。分らないことがあればご相談ください。藤井設計では無料相談を行っております。展示会などでもお気軽にご相談いただけます。

    2

    ヒアリング・現地調査

    お客様の家づくりのテーマやイメージをお伺いします。現地調査では土地の高低差があるかどうか、風の吹き方や日の当り方、周囲の環境や建物の高さ、水はけなどを確認。その土地の歴史や土壌を知ることも、とても大切です。

    3

    プランニング・プレゼン

    予算や、理想とする生活スタイル、将来の計画などの要望から、敷地全体のレイアウトを考えます。建物の位置や玄関までのアプローチなどや、建物内部の間取りまで、すまい全体の大まかなイメージや形状を考えていきます。

    4

    デザイン(実施設計)

    プランニングでイメージしたすまいを図面で表現します。大まかな図面を作成し、打ち合わせを何度も行い、理想のプランを固めていきます。最終的な図面は間取りやデザインだけでなく、構造・電気・給排水設備なども含まれ、見積に必要な設計内容が明記されます。

    5

    お見積・ご契約

    建設会社に工事金額見積を依頼します。期日に提出された見積書は内容全てチェック。様々な観点から精査、予算を超過した場合は減額案を検討し再び見積、工事会社との施工契約となります。

    6

    工事・監理

    設計図書通りに施工されているか現場と資料を確認し監理、報告をします。工程・施工方法を確認します。

    7

    検査・完成

    公的機関と住宅保証機構による確かな検査が行われます。お客様の立ち会いのもと、複数回にわたって入念な検査を実施。最終確認後、鍵をお客様へお渡しして「お引き渡し」となります。

    8

    アフターフォロー

    定期的に行う無償の点検のほか、不具合や不便な箇所、気になっている点があればお伺いして点検いたします。年月と共にライフステージや家族構成も変化していきます。メンテナンスやリフォーム、増改築などもお気軽にご相談ください。

  4. Design Fee

    設計・管理費用について

    設計・監理料について

    建築費の10%又は坪6万円程度です。
    (構造計算を要する場合、別途費用がかかります)
    ※設計・管理費用は条件により前後いたします。
    ※建築確認や開発許可などの許認可申請費用が別途かかります。
    ※予算がない時はお気軽にご相談下さい。

    設計・監理費用支払いの時期と金額

    設計・監理費用は契約から完成まで
    3回に分けてお支払いただきます。
    ・設計監理契約時 ……… 10%
    ・実施設計完了時 ……… 70%
    ・監理業務完了時 ……… 20%

  5. People

    藤井設計の家をつくる人々

  6. Spirit

    数寄の精神

    自然の素材の美しさを活かす

     数寄は木材をはじめ、竹、草、土、石など、多種多彩な自然素材で構成され、それらの素材が本来そなえている性質や美しさが活かされています。
     自然と建築の調和…自然を楽しむという精神は日本文化の特徴のひとつです。自然といっても、自然そのものではありません。例えば、山から伐りだした丸太をそのまま用いるということではなく、素材の美を機能を引き出すために、細心の注意と加工を施します。本来、数奇とは因習にとらわれない自由な創作精神が生み出した建築なのです。

    時を経て良さのわかる家

     日本文化を受け継ぎ、伝統的工法を守りながら素材を吟味して造り上げる。シンプルでありながら、洗練された意匠として建築物に反映させる。時を経るごとに良さのわかる家。私は数寄の精神ですまいづくりを考えていきます。